ミニトマト栽培のおすすめ度▼

項目評価コメント
害虫被害★★☆トマトサビダニ
耐病性★☆☆根腐れしやすく病気にもかかりやすい
コスパ★★★食べきれないくらい収穫できる
水耕栽培適正★★☆土耕栽培のほうが成長しますが水耕栽培でもOK
スペース★★☆品種を選べば高さ60㎝の家庭用の防虫ネットでも収まる
総合10 / 15おすすめ

💡 特に8月は短期間で使いきれないほど収穫できます。病気にもかかりやすいので育てるのに少しコツがいる野菜です。

トマトとミニトマトの違い▼

トマトのほうが育てるのが難しいです。 最初はミニトマトを育てて、物足りなくなったら中玉トマトやトマトを育てることをおススメします。

品種▼

品種メリットデメリット
アイコ酸味が少なく甘味が強い人気品種草丈2mまで届く
すずなりミニトマト実がたくさん出来る味が比較的薄い
レジナ背が低い(草丈30㎝程度)実が比較的少ない

💡 私はレジナのなかでも赤・黄色・ピンクの3種類の実がランダムにできる「レジナミックス」という種を買って、高さ60㎝の家庭用防虫ネットで育てました。    矮性品種ですが、細い支柱が必要でした。

必要なもの▼

アイテム必要度メモ
発泡スチロール容器必須DAISO 8L容器(幅31.5×高さ18×奥行24.7cm)
スポンジ・種必須容器1つあたり6個のスポンジ
園芸用支柱必要密植すれば発泡スチロール内で根っこが絡まるので、風で倒れなくなります
防虫ネット不要DAIMの虫よけカバー(大)の大サイズがおすすめです
農薬不要使いませんでした

※ 水耕栽培の場合、ミニトマトの根っこは最大で深さ30㎝まで行きますが、深さ20㎝程度の容器でも十分育ちます。

※ レジナのような矮性品種でも、いちおう支柱があったほうがいいです。

種まき▼

しその栽培カレンダー

項目内容
時期(関東〜九州)3月上旬〜4月下旬
時期(北海道・東北)調査中
発芽まで調査中
発芽率60%
発芽適温25~30度(日中)
種まき間隔発芽率が低いので一か所に複数の種をまくと良い
遮光対策必要(嫌光性種子)
  • 種が小さく、発芽率も悪いです。

日陰適正

日陰ではあまり育ちません。

1日6時間以上日が当たる場所で育ててください。

※ LEDライトの場合は1日10時間以上

水やり・液肥▼

水耕栽培の場合、本葉がでたら液体肥料を与え始めます。

※ 土耕栽培の場合は最初の実ができたら追肥します

人工授粉▼

トマトは虫が来ないと自然受粉できません。

防虫ネットをかけている場合、虫による受粉が期待できないため、人工授粉する必要があります。

人工授粉の方法は、

・ 綿棒で花粉を移す(もしくは指で花を揺らす)

・ トマトトーンというスプレーを花にかける

の2つあります。

※ トマトの花の中には雄しべと雌しべが両方あり、指で花を揺らすことで人工授粉できます。

トマトトーン(植物ホルモン剤)▼

トマトトーンをかけると実ができる確率が上がります。

「花は咲いたのに実ができない」と悩んでいる方はトマトトーンを購入してください。

トマトトーンは同じ花に2度掛けすることが禁止されています。

(2度掛けすると実が変な形になることがあるからです。)

書けたかどうか忘れないように、トマトトーンに赤い食紅を混ぜる農家もいます。

また、茎や成長点にかけないように手でブロックするといいです。

素手でやりましたが、手にかかってかぶれるようなことはありませんでした。

花は咲いたのに実ができない理由▼

・ 日照不足

・ 水不足(植物が生き残るために花を手放すため)

・ 根腐れ(水が多すぎる)

・ 気温が高すぎる(最高気温35度以上)or 気温が低すぎる(夜間気温12度未満)

どれが原因かわからない場合は、前述のトマトトーンというスプレーを花にかけてください。

実がつく確率が上がります。

花がなかなか咲かない理由▼

肥料の与えすぎです。

肥料(肥料に含まれる窒素)が多すぎると、植物は「まだ体を大きくする時期だ」と判断し、葉っぱや茎を育てるのに集中してしまいます。

その結果、実をつける(子孫を残す)段階に移行しません。

これを俗に「ツルボケ」といいます。

はじめてのミニトマト栽培だと、たくさん肥料をあげたくなりますが、「ミニトマトは肥料を与えないほうが育つ」と覚えておきましょう。

液肥の取り替えをせずに、そのまま放置しておくと、液肥濃度が下がって花が咲いたりします。

※ 水だけで育てている場合は、肥料不足(実をつけるために必要なリン酸が不足している)で花が咲きません。

根腐れ▼

根腐れとは「根っこの色が真っ白でなくなる現象」です。

ミニトマトは比較的根腐れしやすいですが、根っこが茶色っぽくなっても、そこで栽培終了する必要はありません。

多くの場合、水が多すぎるので、水位を下げて「空気に触れる部分の根っこ」を増やしてあげましょう。

また、温泉卵のような腐ったにおいがする場合は水を取り替えてください。

実が赤くならない▼

ミニトマトが赤くなるには「積算温度」が800必要です。

積算温度 = 気温 × 日数

つまり、受粉して実が赤くなるまで、気温20度の日が40日必要(20x40=800)ということです。

割と時間がかかるため、気長に待ちましょう。

※ 気温が下がってくる秋以降は、花が咲いてから実が赤くなるまで時間がかかるため、プロの農家は栽培終了してしまいます。

実が割れてしまった▼

8月9月になると実ができても割れてしまうことがあります。

晴れた日の次に大雨が降ると、水分を急激に吸って実が膨張し、皮が耐えきれずに裂けます。

今後の対策としては、「赤くなったトマトは割れないうちにすぐ収穫する」といった程度です。

実がまだらな色をしている▼

直射日光を強く受けすぎて実の温度が30度を超えると、リコピンの合成が阻害されて、実がまだらな色になるそうです。

防虫ネットをかぶせて、直射日光を遮るとよいです。

収穫▼

青いトマトは毒素が強く、食べると苦いです。

赤くなるまで時間がかかりますが、待ってから収穫しましょう。

ミニトマトは短期間に大量に実をつけ、同じ日に赤くなります。

オクラなどと異なり、コンスタントに収穫できるタイプの野菜ではないのが難点です。

大きさも不揃いで、小さすぎるミニトマトもできます。

枯らさなければ9月末まで生きます。

症状

ミニトマトは肥料濃度を薄くするか、 肥料を与える回数を減らすことでうまく成長します。 肥料過多による症状が多い印象です。

枝が上向きに伸びている▼

成長点から15㎝下の枝(茎)が上向きに伸びている場合は「肥料不足」です。

葉っぱが内側にカールしている▼

成長点から15㎝下の葉っぱが内側にカールしているなら「肥料の与えすぎ」です。

葉っぱの表面がボコボコしている▼

成長点から15㎝下の葉っぱがボコボコしているなら「肥料の与えすぎ」です。

茎が太すぎる▼

複数のミニトマトを育てていると「この株だけ茎が太いな」と感じることがあります。 品種による違いがあるため、どのくらい太いとダメなのかは一概に言えませんが、茎が太すぎる=肥料の与えすぎです。

茎から白いぶつぶつが生えてきた▼

この白いぶつぶつは「根っこ(気根)」です。

水が足りないと、空気中の水分をもとめて茎から根を出そうとします。

病気ではないため、そのまま育てて問題ありません。

※ プランターで育てている場合は、鉢の中が根でいっぱいになっているサインの可能性もあります。

病気

茎や葉っぱが茶色くなった▼

茎をこすって見てください。

茶色い粉が指につく場合は「さび病(カビの病気)」です。

指につかない場合はトマトサビダニによる食害です。

多湿な環境(梅雨や台風や秋雨など)で育てるとどうしても発生してしまいます。

茶色くなっている部分をすべて切って捨てないと、周りに感染していきます。

実が収穫済みなら株ごと引き抜いて捨てたほうがいいです。

栄養価